体罰:教諭が女生徒に 熊本市立必由館高、市教委への報告怠る /熊本

体罰:教諭が女生徒に 熊本市立必由館高、市教委への報告怠る /熊本
毎日新聞 2011年11月2日(水)15時27分配信

 熊本市坪井の市立必由館高校で9月、女性教諭(58)が2年の女子生徒の頬をたたいてけがをさせたにもかかわらず、市教委に報告していなかったことが分かった。同校が1日明らかにした。
 同校によると、9月9日の家庭科の授業中、女性教諭は生徒が提出した課題について注意するため隣室に呼び出し、左頬を平手でたたいた。翌10日に生徒が医療機関を受診したところ、左耳の鼓膜が少し破れていたという。その日、保護者から連絡があり、教諭が訪問して謝罪。治療費も支払ったという。
 発生から2カ月近くたった先月31日に同校から報告を受けた市教委は、生徒にけがをさせるなどの問題が起きた場合は速やかに報告するよう厳しく指導したといい、「事実関係を確認したうえで今後の対応を決めたい」としている。【澤本麻里子】

11月2日朝刊

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